歯石を取るためのSRPスケーリングとルートプレーニングについて

歯石を取るためのSRPスケーリングとルートプレーニングについて

こんにちは。神戸市西区(西明石駅からバスで10分)にある
たかしデンタルクリニックの歯科衛生士の岩井です。

SRP(歯石取り)とは何のためにするのだろう…
と思われている方は多いと思います。

今日はSRPについてご紹介いたします。
SRPとは「スケーリング」「ルートプレーニング」の略です。
歯や歯の根っこの部分に付着した歯垢や歯石を超音波の機械や
ハンドスケーラーと呼ばれる専用の器具を使用して取り除く歯周病治療です。

スケーリング

歯の表面に付着した歯石を専用の器具を使用して取り除くことです。  

ルートプレーニング

歯周ポケット内部の歯石や歯根表面の汚染されたセメント質を除去し、歯の根(ルート)を滑らか(プレーニング)にすることです。

歯は歯茎とぴったりくっついているようにみえますが、実は歯と歯茎にはわずかな隙間があります。それを「歯周ポケット」といいます。

歯周ポケットは、健康な歯肉の場合2~3mm程度の深さですが、歯周ポケットが深くなると歯周病菌が繁殖しやすくなり歯を支えている土台である歯槽骨が溶けて最後には歯が抜け落ちてしまいます。

 

歯周ポケットの中まで歯ブラシで汚れを取り除くことは難しいため、
専用の器具を使用して歯垢や歯石を取り除いていきます。

重度の歯周病では、歯周ポケットの深くに歯石が付着していまい
器具が届かないため外科手術を行う場合もあります。

歯周病が進まないようにするためにご自身での歯磨きが一番大切になります。
それに加えて歯科医院での定期的なクリーニングも大切になりますね!

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