小学校からの矯正では遅い!?5歳から始める小児矯正の3つのメリット
小学校からの矯正では遅い!?5歳から始める小児矯正の3つのメリット
「矯正」というと、小学校低学年から中学校の時に同級生が数名していたようなイメージですよね。銀色のワイヤーが目立って、「話しにくそうだな」「痛そうだな」という印象や「お金持ちの子がやっている」などのイメージがないでしょうか?
実は、もっと前から矯正を始めた方がメリットが大きいのです。
では、いつから始めた方がいいのか。
そのボーダーラインは「5歳」
そこで5歳から始める矯正のメリットを5つご紹介します。
①ワイヤーを使った矯正装置が不要
矯正といえば、あの「ワイヤー」ですよね。固定されているので、痛かったり、歯磨きがしにくいというデメリットがあります。
しかし、5歳から始める矯正は「床矯正」とよばれ、取り外しが可能でブラッシングもしやすくなり、精神的にも衛生的にも良いとされています。
②骨が成長途中なので、顎の成長をコントロールしやすい。
上顎は乳歯が抜け落ちる段階(10歳)が成長の最終段階。(下顎は身長が伸び終わるまで成長します)小児矯正は顎の骨の成長に合わせて顎を広げ、大人の歯が出てくるスペースを作り不整歯列にならないようにします。成長が終わってしまうと抜歯しなければ、大人の歯が生えてくるスペースがなくなり、せっかくの健康な歯を抜かないといけない可能性が高くなります。
③虫歯のリスク軽減、歯磨きも簡単になる
例えば、家で床掃除をするときに柱が複雑になっているととても掃除がしにくく、汚れやすいですよね。歯並びも同じで歯並びが悪くなってしまうと、歯ブラシが行き届かず、虫歯のリスクが高くなります。
④成人から矯正より治療費が約1/3
顎の成長が終わってからの矯正治療はワイヤーを使って圧力をかけ歯列を移動させる、抜歯をして、永久歯が移動できるスペースを作ります。
そのため非常に高度な治療と患者さんの努力が大事になります。
それに比べて、小児矯正は顎の成長とともに歯を動かしていただくため、ワイヤーと使った矯正に比べてとても容易で、費用も1/3程度になります。
いかがでしたか?
5歳までは見た目では歯並びの問題わからず、相談を先送りにしがちです。
矯正が必要かどうかを見分けるためにも是非専門家の意見を聞いてください。