噛む力、強すぎても要注意?!

噛む力、強すぎても要注意?!

皆さんこんにちは。

神戸市西区たかしデンタルクリニック、歯科医師の松本です。

 

硬いものが好きな方はいらっしゃいますか?

「あらゆる食べ物がかめる」というのはとても幸福なことで、硬いものをかみ砕ける方の多くは丈夫な顎と歯をお持ちです。

しかし、かむ力が強すぎても歯にとってはあまり良くありません。

かむ力が強い人の特徴は以下の通りです。

・下あごのエラが張っている

・下の歯の舌側の歯ぐきに硬い感触がある

・奥歯が平たくすり減っている

…などなど。皆さんはいかがでしょうか?

ちなみに二点目に挙げた「硬い感触」というのは骨で出来たコブで「下顎隆起」と呼ばれており、この記事の筆者、松本の口の中にもあります(笑)

 

食事中しっかりかんでいただく分には問題ありません。

健康な歯並びでかんでいただく、それも歯にかかる力が分散しますから大丈夫です。

しかし他の時間にもグッとかみしめているとしたらどうでしょうか?

さらに歯並びが悪く、歯にかかる力に偏りがある状態でかみ続けていたとしたら…。

 

実は「かむ力が強い」という要素に「夜間歯ぎしりをしている」「気が付いたら上下の歯をかみしめている」「歯並びが悪い」などといった要素が重なってしまうと歯に無理がかかってしまうのです。

放置すると詰め物の縁から虫歯が広がったり、なかには歯が割れたりすることもあります。

 

そこで当院では患者さんのお口に合わせてマウスピースをおすすめすることがあります。

就寝時に装着していただくことで、夜間の歯ぎしりやくいしばりから歯を守ります。

また歯並びに関して、根本的な解決にはやはり矯正が必要となります。

患者さんに合わせた治療内容をご提案しますので、ぜひご来院ください。

スタッフ一同お待ちしております。

一覧へ戻る