むし歯について🦷

むし歯について🦷

たかしデンタルクリニック医師の大谷です
今回は虫歯のお話をしていきます

虫歯は、酸によって歯が溶ける病気です。

原因となるのは口の中にいる細菌で、食べ物に含まれる糖分を栄養とし、
活発に働いて増え、ひとつに集まって歯垢となります。
この歯垢の中で酸がつくられ、それによって歯が溶ける『脱灰』(だっかい)という現象が起こります。
これが虫歯の始まりです。

ごく初期の虫歯であれば、溶けた部分が唾液によって修復される『再石灰化』という現象で自然に治りますが、
進行してしまった虫歯は、自然に治すことができません。

虫歯になった歯を放っておくと、ますます悪化して歯が溶け続け、最後には歯根だけになり、
やがて歯を失うことになってしまいます。

進行した虫歯は自然に治すことはできませんが、早期発見・早期治療できれば、歯の健康を維持でき、
自分の歯を長く使うことができます。

「虫歯になってから治す」のではなく、「虫歯にならないように」、
毎日の歯磨きはもちろん、歯科医院で定期的に検診を受け、虫歯予防に積極的に取り組みましょう。

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