お口に良い影響を与える生活習慣とは❔
お口に良い影響を与える生活習慣とは❔
こんにちは。たかしデンタルクリニック勤務医の松本です。
当院では治療中の患者様や定期検診で来られる患者様に対して、
主にブラッシングや食生活について衛生士からアドバイスさせていただく機会があります。
今回はそれ以外に、口腔内の環境や機能を良い状態にキープするために意識してほしい
「生活習慣」についていくつかお話します。
★一つ目はカラオケです。
大きな声で歌うことで嚥下(飲み込む動作)に関係する筋肉を鍛えることができるとともに、
楽しい時間を過ごすことで生きる活力を得ることができます。
★二つ目は友人との外食です。
喋ることで嚥下時に使用する筋肉が刺激されます。
さらに社会性を維持してオーラルフレイル(口腔機能の低下)を予防します。
(オーラルフレイルについてはまたの機会に…)
★三つ目は仕事以外の趣味を持つことです。
仕事以外のコミュニティに参加することで社会性が維持され、
オーラルフレイルを抑制し将来的な心身の活力の低下を予防します。
逆にお口に良くない生活環境を一つ挙げるとすれば、
それは家でゴロゴロすることです。
食生活が乱れ、唾液の分泌が低下し、ブラッシングの頻度も低下します。
これが習慣づいてしまうと将来的な健康障害に発展しかねません。
心身に悪いとされている習慣は、やはりお口にも悪い影響を与えてしまいます。
新年度を迎える前に、いま一度生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?