歯周病と全身疾患の関係

歯周病と全身疾患の関係

こんにちは!歯科医師の伊賀です😄

歯周病の原因となるのは、歯垢と呼ばれる細菌です🦠
歯垢は歯周ポケットの中に潜り込み、どんどんと歯周組織を破壊していき炎症を繰り返します。

炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り、様々な病気を引き起こしたり悪化させる
原因となります。
炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・
血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関与しています。
そのため歯周病の予防・治療を行うことで、全身の様々な病気のリスクを下げることが可能です!

歯周病は、毎日の歯磨きで汚れをしっかり落とすことが第一ですが、歯と歯の間や歯周ポケットなど、
セルフケアですみずみまで完璧に汚れを落とすことはほぼ不可能です。
2カ月~半年に一度は歯科医院で定期検診とクリーニングを受けることが不可欠です。
しっかりとした口腔ケアを心がけて、歯周病にならないような口腔環境を作り口の中から
健康を整えていきましょう🦷

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