昔の口腔ケアグッズ🦷
昔の口腔ケアグッズ🦷
こんにちは😊 歯科衛生士の谷川です! 今回は、昔の人たちはどのような口腔ケアグッズを使っていたか少しご紹介します♪ 紀元前1500年頃に書かれた古代エジプトの医学書パピルスによる世界最古の歯磨き粉 ●ビンロウ樹の実(タンニン) ●緑粘土:研磨剤・粘結剤 ●ハチミツ:粘結剤、甘味料 ●火打ち石(石英の一種):研磨剤 ●緑青:細菌抑制効果、殺菌作用 4世紀頃には、食塩、黒コショウ、ミントの葉、アイリスの花を 混ぜたものを歯磨きのために使用していたといわれています。 仏教伝来 古代インドでは、伝承医学書アーユルヴェーダに、 歯磨剤や歯ブラシに用いる木の種類などが詳しく書かれており、 紀元前6世紀頃、お釈迦さまが歯を磨くことを 奨励したといわれています。 歯をみがく木「歯木」が、中国を経て、仏教とともに日本に伝わり、 後に房楊枝や爪楊枝になったそうです。 江戸時代 陶器用の粒の細かい陶土が研磨剤に 線香の香りにも使われる龍脳などを混ぜ合わせたものが使われました。 1625(寛永2)年に丁字屋喜左衛門により 『丁字屋歯磨』『大明香薬』という名称で販売が行われたという記録が残っています。 楊枝とこの歯磨き粉を使った歯磨きがこの時代の習慣として行われていたといわれています。 いかがでしたか?? 色々な改良を経て今の使いやすい口腔ケア用品が誕生したのですね😳