口腔機能の検査について
口腔機能の検査について
こんにちは、院長の山田です😄
口腔機能の検査、リハビリテーションが昨年から保険でで
きることになりました!
皆さんは歯科医院と聞いて何をするところだと思いますか?
虫歯治療、歯周病の定期的清掃、義歯やインプラントなどが今まででしたが、最近はそれだけではありません!
お口の筋肉(喉の周囲筋肉、舌の筋肉、唇の筋肉など)が
お子さんで発達しなくて歯並びが良くない、
いびきをかく、食べるのが遅いなどでいわゆる口腔機能発達不全症と呼ばれる
病気になります。
また、50歳以上の方でお口の筋肉が衰えて栄養が偏って高血圧や糖尿病、
低栄養症状になっていく口腔機能低下症と呼ばれる病気になります。
実は一生懸命虫歯や歯周病を治療しても筋肉が発達しない、
もしくは衰えると「噛む、話す」などの主な機能が良くならないことが
分かってきました。
そこで去年の6月から歯科医院でお口の機能検査と機能訓練を保険診療で
できるようになりました!
検査時間は約30分 費用は3割負担で約1000円
お子様は神戸市なら400円でできます。
一度皆さんも受けてみませんか?
*1. 口腔機能低下とは
口腔機能低下は、咀嚼(噛むこと)や嚥下(飲み込むこと)、発音、唾液の分泌、
口腔内の感覚機能、さらには口腔衛生管理に関わる機能が低下する状態を指します。
これには、加齢や疾患、事故などが関与することがあります。
*2. 口腔機能発達不全とは
一方、口腔機能発達不全は、特に発達期の子どもに見られる現象で、
口腔機能が正常に発達しない状態を指します。
発音や食事の摂取(咀嚼・嚥下)に問題が生じ、場合によっては歯並びや顔貌の発達に
影響を与えることがあります。
この原因としては、遺伝的要因や環境要因、早期の口腔習慣
(指しゃぶりやおしゃぶりの使用)などが考えられます。